30代のスキンケアを見直したいとき、「何を使うか」と同じくらい大切なのが「どの順番で使うか」です。
この記事では、朝と夜それぞれの基本の流れと、美容液などのアイテムを足すときにどの位置に入れればよいかを整理します。
なお、ここで紹介する順番はあくまで一般的な考え方です。
製品ごとに推奨される使い方や順番が異なる場合は、製品の使用方法を優先してください。
朝のスキンケアの基本ステップ
朝のケアは「肌を整えて、日中の刺激から守る」ことが目的です。
基本の流れは次のとおりです。
- 洗顔
- 化粧水
- 乳液またはクリーム
- 日焼け止め
化粧水は水溶性の保湿成分を肌にのせるステップ、乳液・クリームはその後に油分を重ねて水分の蒸発を防ぐ役割を担います。
化粧水だけで朝のケアを終わらせている場合は、乳液またはクリームを加えることを検討してみてください。
日焼け止めは一番最後に
日焼け止めは、スキンケアのステップをすべて終えた後に塗るのが基本です。
日常生活における光老化の予防を目的とするなら、SPF5・PA+程度のものでも対応できるとされています。
一方、晴天下でのスポーツや海水浴などではSPF20・PA+++程度が目安になります。
塗る量も効果に影響します。
顔に塗る場合は真珠の玉2個分程度が規定量の目安で、量が少なければ期待どおりの効果が得られないことがあります。
また、汗や皮脂で落ちやすいため、3時間に1回程度の塗り直しが確実です。
耳たぶ・首・うなじ・手の甲など、塗り忘れやすい部位にも注意しましょう。
落ちにくいタイプの日焼け止めを使っている場合は、夜に専用のクレンジングでしっかり落とすことが大切です。
夜のスキンケアの基本ステップ
夜のケアは「汚れを落として、うるおいを補う」ことが目的です。
基本の流れは次のとおりです。
- クレンジング(メイクや日焼け止めを使用した日)
- 洗顔
- 化粧水
- 乳液またはクリーム
洗顔は1日2回を習慣にしている場合、化粧水などを使った基礎化粧をしてかまいません。
乾燥が気になる場合は、保湿のステップを丁寧に行いましょう。
洗顔料・クレンジングの選び方の目安
にきびが気になる肌の場合、基礎化粧品はノンコメドジェニックまたはハイポコメドジェニックと明記されたものが選択肢になります。
保湿剤についても同様の表示があるものが参考になります。
アイテムを足すときの位置
化粧水と乳液の基本2ステップに、美容液などを加えたい場合は「化粧水の後・乳液の前」が一般的な位置です。
テクスチャーが軽いものから重いものへ、という順番を意識すると判断しやすくなります。
美容液を入れる場合
美容液は化粧水の後、乳液やクリームの前に使うのが基本です。
複数の美容液を使う場合は、テクスチャーが軽いものを先に使うことを目安にしてください。
ただし、美容液の種類によっては推奨される順番が異なることがあるため、製品の説明書きを必ず確認してください。
朝に美容液を足す場合
朝のステップに美容液を加えるなら「化粧水→美容液→乳液またはクリーム→日焼け止め」の順になります。
日焼け止めは常にスキンケアの最後に位置します。
夜に美容液を足す場合
夜のステップに美容液を加えるなら「洗顔→化粧水→美容液→乳液またはクリーム」の順になります。
夜は日焼け止めが不要なぶん、美容液を落ち着いて使いやすいタイミングです。
アイテムを増やすときの判断の基準
アイテムを足すときは、一度に複数を加えるのではなく、1種類ずつ加えていくことをおすすめします。
複数を同時に試すと、肌の変化があったときにどのアイテムが影響しているかが判断しにくくなるためです。
まず保湿のベースを整える
新しい成分を試す前に、化粧水・乳液・クリームによる保湿の基本ステップが安定しているかを確認しましょう。
乾燥が気になる場合は保湿をしっかり行うことが先決です。
肌のベースが整った状態で次のアイテムを検討するほうが、使用感の変化を判断しやすくなります。
悩みに合わせて1〜2種類に絞って加える
気になる悩みに対応するアイテムを足すときは、1〜2種類に絞ることを目安にしてください。
複数の成分を一度に試すと、何が自分の肌に合っているかが見えにくくなります。
一定期間使ってみて肌の様子を確認してから、次のアイテムを検討するという進め方が判断しやすくなります。
刺激を感じる場合はすぐに使用を見直す
新しいアイテムを加えた後に「しみる」「赤みが出る」などの変化を感じた場合は、そのアイテムの使用を中断し、肌の状態を確認してください。
気になる症状が続く場合は皮膚科に相談することをおすすめします。
スキンケアの順番を整理するときのポイントまとめ
朝と夜のスキンケアの基本の流れは次のとおりです。
朝:洗顔→化粧水→(美容液)→乳液またはクリーム→日焼け止め夜:クレンジング→洗顔→化粧水→(美容液)→乳液またはクリームアイテムを足す場合は「化粧水の後・乳液の前」が基本の位置で、テクスチャーが軽いものから重いものへ重ねていくことを目安にしてください。
ただし製品によって推奨順が異なることがあるため、製品の使用方法を必ず確認することが大切です。
まずは基本の保湿ステップを整えること、そのうえで気になる悩みに合わせたアイテムを1つずつ加えていくことが、自分の肌に合ったルーティンを作るうえでの基本的な進め方になります。
参考情報
この記事は、以下の公的機関・学会が公開している情報を確認して作成しています。
- 日本皮膚科学会(皮膚科Q&A)「にきび Q25 スキンケアはどうしたらいいですか?」
- 日本皮膚科学会(皮膚科Q&A)「日焼け Q13 サンスクリーン剤の使い方」





